夢から覚めて
どれくらい時間がたっただろうか

恵理子は落ち着きと共に襲ってきた睡魔に引き込まれるように寝入った

寝顔は平和だ

平田はそんなことを思いながら部屋を後にした

ナース室で恵理子のカルテ記載をしているとカウンターに男性の姿が目に入った

恵理子の部屋に駆けつけた時、廊下で村井と同じような目で心配していた男性だ

カルテを書き終え男に声をかける
< 142 / 155 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop