夢から覚めて
「体は一応回復したんですけど、もぉ泳げなくて・・・で、退部届け・・・」

小柳に差し出すと取り囲んでいた部員が寂しげな表情で思い思いの言葉を呟く

「もぉ泳げないって?」

「恵理子ちゃんそんなに具合悪いの?」

「今まで見たいにハードじゃなきゃ大丈夫じゃね?」

発せられた言葉に後ろ髪を引かれる

何も返せず黙っていると小柳が口を開く
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