夢から覚めて
バーベキューも終わり片づけの最中、恵理子の心臓が騒がしくなった
最近は安定していたのに何故・・・
炭酸飲料を飲んだから?!
騒がしくなる胸をかばうように服を掴む
コッソリみんなから離れ、土手の反対側でしゃがみ込み呼吸を整えた
騒がしさはスグに治まったけど未だ不完全
ポケットから薬を出して飲む
これで大丈夫っと胸に手をあて言い聞かせる
深呼吸をしてみんなのところに戻ろうと立ち上がると土手の上から小柳が自分を見ている
見られた・・・
ショックと驚きで思わず足を踏み外しフラつくと、すかさず小柳が駆け寄り恵理子の体を支える
「大丈夫か?」
「・・・はい すみません・・・」
体に回された小柳の腕から離れようと腕を掴むと、小柳は恵理子を抱きしめた
「肉食わねぇからだぞ」
「・・・アハハ・・・そぉかな・・・」
笑顔を作って小柳の顔を見上げれば、”もう少しこのまま”なんて真面目な顔で言われ何も出来ない
それは小柳の腕の中が心地よい気がして、抱きしめられていたかったから
まさかこんな姿を誰かが写真におさめているなんて思いもよらず・・・
最近は安定していたのに何故・・・
炭酸飲料を飲んだから?!
騒がしくなる胸をかばうように服を掴む
コッソリみんなから離れ、土手の反対側でしゃがみ込み呼吸を整えた
騒がしさはスグに治まったけど未だ不完全
ポケットから薬を出して飲む
これで大丈夫っと胸に手をあて言い聞かせる
深呼吸をしてみんなのところに戻ろうと立ち上がると土手の上から小柳が自分を見ている
見られた・・・
ショックと驚きで思わず足を踏み外しフラつくと、すかさず小柳が駆け寄り恵理子の体を支える
「大丈夫か?」
「・・・はい すみません・・・」
体に回された小柳の腕から離れようと腕を掴むと、小柳は恵理子を抱きしめた
「肉食わねぇからだぞ」
「・・・アハハ・・・そぉかな・・・」
笑顔を作って小柳の顔を見上げれば、”もう少しこのまま”なんて真面目な顔で言われ何も出来ない
それは小柳の腕の中が心地よい気がして、抱きしめられていたかったから
まさかこんな姿を誰かが写真におさめているなんて思いもよらず・・・