夢から覚めて
馬車にするか馬にするか悩んだけど、小さい赤ちゃんを連れた人が馬車に乗ったので馬にした

軽くヒョイっと乗るマネージャーを見て、自分も同じように足をかけ跨いだが足が短かった

ゴンッ・・・

馬のお尻に勢いよく足をぶつけた

「恵理子大丈夫??」
「はい・・・」

しっかり座ってからぶつけた足をさする

ちょっと恥ずかしくて下を見てれば柵の外から先輩が叫ぶ

「2人とも写真とるからコッチ向け」

声のする方を見れば先輩がカメラを構える

笑顔を向けるとシャッターと同時に動き始める

最初こそ上下に動く馬にしがみついていたが、終わるころには慣れて手を振っていた
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