夢から覚めて
肩で呼吸し苦しそうに蹲る恵理子
「どぉした?」
「なんでも・・・ない・・・です」
「体調悪いのか?」
「へいき・・・」
途切れ途切れに返って来る恵理子の言葉
覗き込んだ顔には冷や汗が滲み、眉間に皺をよせ目を瞑っている
「薬とかないのか?」
「カバン・・・」
ベンチに置かれた恵理子のカバンを取る
「どこに入ってる?」
「・・・自分で出すから・・・開けないで・・・」
言われた時には既にファスナーを開けていた小柳
そしてその中に見えるキレイにラミネート加工された写真
不安そうな顔で笑顔を作って笑う恵理子とそんな恵理子を抱き寄せる村井のツーショット
小柳は2人の関係を悟った
「どぉした?」
「なんでも・・・ない・・・です」
「体調悪いのか?」
「へいき・・・」
途切れ途切れに返って来る恵理子の言葉
覗き込んだ顔には冷や汗が滲み、眉間に皺をよせ目を瞑っている
「薬とかないのか?」
「カバン・・・」
ベンチに置かれた恵理子のカバンを取る
「どこに入ってる?」
「・・・自分で出すから・・・開けないで・・・」
言われた時には既にファスナーを開けていた小柳
そしてその中に見えるキレイにラミネート加工された写真
不安そうな顔で笑顔を作って笑う恵理子とそんな恵理子を抱き寄せる村井のツーショット
小柳は2人の関係を悟った