秘密の同居《番外編》


「肉食なのかピュアなのか、はっきりしろよな。」

「うっうるさいっ!
今のは不意打ちなのよ!」

「……………。」

ツンデレ?

面白くなってきて、如月の唇に指を押し付けた。

「じゃーもう一回昨日と同じ事してみろよ。」

更に顔を赤くする如月に思わず吹き出した。

「っはは!
おもしれぇ!
大人しくそーしてろよ。
そっちのが可愛気あるぞ。」

フッと笑って彼女を置いていった。

なるほどな、わざと明るく強気なキャラでいるわけだ。
照れ屋な自分を隠す為に。

< 123 / 136 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop