秘密の同居《番外編》
「…やられたわ。
いいよ、お前の物になる。」
えっ!と驚く如月に今度は俺からキスをした。
瞬きをする如月の長いまつ毛が当たる。
「…顔赤くなんのが萌える。
そのままのお前でいればいいよ。」
「…ほんとに?
あたしの事好き?」
「…正直、あいつみたいにはまだ思えないけど、一緒にいたら変わると思う。
前までは本当になんとなく付き合ってみてたけど、今回は俺の中で何かが違う気がしてる。
お前が不安なら、俺が好きだってなるまでは友達のままにするか?」