秘密の同居《番外編》
えっ…と言う間もなく、首筋に夏木君の唇が這う。
『や…!夏木君!
やだやだ待って!』
グイグイ体を押し返して反抗すると、不機嫌な顔で少し離れた。
『…なんだよ?』
『お風呂…入ってないし、今日は…さ、未来について語ろうよ!』
明るくそう言ったあたしを白けた顔で見る夏木君。
『別に気にしないし、そんな話し帰ってからでいい。』
ガバッと再び服に手をかける。
『やだってば、夏木君…っ!』
『なんでだよ夏木愛美!!』