黒アゲハ Ⅱ -真実- 【完】
* 大切な日
―夏休み最後の金曜日―
朝、目覚めるとリビングから声が聞こえた。
…誰かいるのかな…?
気にならないけどやっぱ気になる…
階段を降りてリビングに行かず、玄関へ行って靴を見た。
「男…てかこれ純…?」
どこかで見たことある靴…だし純が履いていたような…
ん?
ってことは…お母さんとなんか話してるってこと!?