黒アゲハ Ⅱ -真実- 【完】


純は残さずあたしの手料理を食べ、るんるん気分であたしは洗い物を終えた。


自分でもびっくりするくらい美味しくて大満足のあたし。


プリンとスプーンを持ってソファーにいる純の隣に座った。


「食べよ〜♪」


純の分のプリンを渡してあたしは純より先にプリンを食べて、またもや上機嫌。

食べ終わったら純のプリンが羨ましく、ガン見。


「…食いてぇ?」

「うん」

「欲しい?」

「うん」

「仕方ねぇ、やるよ」


おっしゃ!!


「…ただし…目ぇ瞑れ」


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