黒アゲハ Ⅱ -真実- 【完】


拓磨のエプロンを想像して、爆笑してるあたしを玲奈は引っ張って教室に連れて行かれた。


「笑いすぎだから」

「だってまぢありえねぇし」


教室に入ると痛い視線が…。

きっと睨むと俯くクラスメイト達。


「うざっ」


あたしはそう呟いて自分の席に座った。


どんだけあたし恐がられてんの?

みんな族入ってんじゃねーのかよ。


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