マイ★ボーイフレンド
「お疲れ。
おじさんの夕飯、
レンジに入れとくから。」

「おお、サンキュ。
じゃあな。」

スニーカーを履きながら
ちらりとこちらを見て、
頭の上に大きな手を載せると、
ケーゴは出ていった。

あたしは、皿に取り分けてあった
麻婆豆腐にラップを掛けて
電子レンジの中に入れる。

そして、キッチンを確認してから
部屋を後にした。












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