マイ★ボーイフレンド
「ああ~、、。
あれ?この弓、ちっと
センターずれてないか?」

圭吾は弓を部員から受け取ると
構えてみる。

「やっぱり、、。
ストリング2本分はずれてるな。
こういう時には、、、。」

手際良く、プランジャーを
動かして弓を構えた。

引き手にクッと力を込めた瞬間

弦が鋭く弾かれて、

ブンッと言う鈍い音を立てた。
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