マイ★ボーイフレンド
5、冷たい時間
もうあれから
どの位経ったのだろう。
だいぶ前に
看護士が慌てて
何かを運んできてから、
ずっと
集中治療室の扉は
閉まったままだ。
圭吾は、
救急車からずっと
付き添ってきていた。
駆け付けて来た
彼女のご両親には
とりつくしまもなく、
ただこうして
病室の奥のベンチで
待ち続けている。
どの位経ったのだろう。
だいぶ前に
看護士が慌てて
何かを運んできてから、
ずっと
集中治療室の扉は
閉まったままだ。
圭吾は、
救急車からずっと
付き添ってきていた。
駆け付けて来た
彼女のご両親には
とりつくしまもなく、
ただこうして
病室の奥のベンチで
待ち続けている。