Someone loves me.


橋本も、他の男と一緒なのかな。


そう思えば、だんだんうんざりに思えた。


いいや。

【あの時】が来るまで遊ばしてもらおう。


【あの時】が来たら、もう終わり。


そう考えているといつの間にか授業も終わっていた。


「美結、行くよー?」

「う、うん!」


綾香の元まで行って、歩くペースを合わせた。


「あとで橋本君に言っといてあげるからね!」

「ありがとう…」


< 9 / 14 >

この作品をシェア

pagetop