愛恋―あいれん―
「ありえなくないよ。


だって本当に


付き合ってたもん。


市原さんって、


あの髪が長くて


色白の華奢な子でしょ?


名前は今初めて


知ったけどね~。


告白したのだって…」




「いちは。」




“市原さんからなんだよ。”って


言おうとしたら


いつの間にか


真後ろに立ってた


侑吏の声に遮られた。


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