*musicistaのたまご*












授業が終わると

逃げるように私は

美加のところへ行った。








「美加〜(泣)
先輩にね、ドジなとこ見られたー(泣)」









「えー!!もーホントバカなんだから。
とりあえず泣くのやめなさい」






美加は小さいのに姉御肌でしっかりしている。

そして唯一私の好きな人を知っている。










「ていうかさ、この際橋本先輩に告ったら?」





私は飲んでたココアを噴き出しそうになった。







「なっ…な、なに言ってんの!!」







.
< 7 / 20 >

この作品をシェア

pagetop