何も知らないあなたへ
お気に入りのショートブーツを脱ぎ
そこに唯一置かれている椅子に腰を下ろす
ビニールの擦れた音だけが響く
シンとした空間の中
買ってきたビールを窓際に設置された机に並べた
プシュッと音がしたと同時に溢れだす白い泡
手首を伝い、手入れされた柔らかい腕にツーっと流れてくる
それに真っ赤な舌を這わせ
手首に向かってゆっくりと舐めあげた
目線は横に置いてある鏡に。
キーと一緒に置かれた携帯に手を伸ばし
選んだ言葉は
【はやく・・・】
そこに唯一置かれている椅子に腰を下ろす
ビニールの擦れた音だけが響く
シンとした空間の中
買ってきたビールを窓際に設置された机に並べた
プシュッと音がしたと同時に溢れだす白い泡
手首を伝い、手入れされた柔らかい腕にツーっと流れてくる
それに真っ赤な舌を這わせ
手首に向かってゆっくりと舐めあげた
目線は横に置いてある鏡に。
キーと一緒に置かれた携帯に手を伸ばし
選んだ言葉は
【はやく・・・】