勝負
「なんだよ・・・碓氷のやつ・・・///」


美咲は、顔を真っ赤にして言った。


「絶対、1位をとってやる!!」


それから、美咲は必死に勉強をした。生徒会の仕事よりも、勉強を優先していた。
5日後にテストが行われ、美咲が生徒会室で仕事をしていた時だった。


ーガララ


ドアの方を見ると、碓氷がいた。


「なんだ・・・碓氷かよ・・・」

「なんだって酷いなー。それより、テストどうだった?」

「今回のテストはいつもよりも、自信があるぞ!!」

「やっぱり?そうみえるよ・・・なんで、そんなに自信があるの?」

「今回のテストは、生徒会の仕事よりも勉強を優先したからな!」

「そうだったんだ。じゃあ、いつもは生徒会の仕事と勉強、一緒にやってるの?」

「ああ、そうだが」


美咲はテスト期間でも、家で生徒会の仕事をしていた。


「一緒にやっていて、1位か2位なの・・・凄いね・・・」

「そうか?まぁ、勉強の方がやっている時間は長いけどな」

「凄いよ・・・でも、今回も勉強しなかったからねv」

「なんか、ムカツク!!絶対に、私が勝つからな!!」

「俺も、負けないよー結果が楽しみだね♪」


碓氷は生徒会室を後にした。数日後、結果が出た。

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