ぅんめぃ。
何も考えたくない

でも、

音には
敏感になってた


ちょっとした物音でも

頭では何もないのに
身体が勝手に反応して
ビクッとなる。




玄関


開いた……??



帰ってきたん??

誰か来た??



まぁ、

どっちでもいぃや…。


誰か来ても
何も変わらんもん……。


ただ
ボーっとしてた。



ガチャッ。



少しづつ
ドアが
開かれてく―――‥。
< 14 / 19 >

この作品をシェア

pagetop