ぅんめぃ。

温もり。

「………び、びっくりした…………」


(ぃやぃや…
あたしのが………‥。)



彼はゆっくり腕を放して

顔を覗き込んで

「なんで、こんなとこ
おるん??」


(……なんで、って言われても……‥。)

あたしは
ただ
目を逸らすことしか
出来ひんかった。

そんなあたしの顔を両手で優しく
包んでくれ、顔を覗いてきた。

(!?)

あたしが目を大きくあけ、何度も瞬きをしてたら

「ぷっ。変な顔♪」
優しく包んでくれてた手に
いつのまにか
力をいれていた。
「タコみてぇ〜顔真っ赤やし!!」

あたしは
バンバン彼の胸を叩いた


「いってぇ〜やめろよ〜。」
(うぅ…)
叩いてた腕は軽く掴まれ
さっきみたいなおちゃらけた感じじゃなく、
真剣な顔つきになって
見つめられた。


「……何か……言ぇよ……。」


(///////)

凄く

切なそぅな声……

ドキッとした………


びっくりするくらい


心臓が

飛び上がった。



何か


何か…
言わなって




思った。
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