melt ~心の隅まで溶かしてよ~


「姫路さん何してるのー?」




「あ・・・わ・・忘れ物を・・・っ」



男の子とちゃんとに会話するのは何年ぶりだろう






「そっかぁ・・・・って!!!いま何時?」



「あ・・・6時半」



「うわっ・・・まじかぁ・・・うんよく寝たぁ・」




すこし悪戯っぽい笑顔をしながら舌をだした









ドクンッ






心拍数が上がる







「よし、帰るか・・・・」




そう言って私の鞄も持ち上げた











「・・・・ぇ?・・・・・」





私がオロオロしてると




クスクス
「送るよ?家どこ?電車?」




「え・・・いいよ。・・・・遠いし・・・」


「ん?どこ?」


「○駅・・・ね?とお・・・・」
「へぇ!意外と近いな・・・俺んちと
俺、△駅なんだ。お隣駅♪」




ちょっとぉ・・・・・・・





も・・・・











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