短編■ fashion
私たちは自分の為と言うよりは、今日会う人の為に服を着るのだと思う。
その魔法の服を扱うお店で働かせて貰えているなんて、贅沢だと思った。
誰かの為にオシャレをする。
言い換えるなら、誰かの為に気配りをする。
それって、多分、ちょっと、きっと、少し、恐らく、ほんのり、やっぱり、なんか、
とってもオシャレな心意気だと思う。
センスの良い優しさだと思う。
だから。
オシャレが好きな女の子は、
キラキラ素敵に見えるんだね。
そんな話。
センスのない話。
〓おわり〓
〓fashion〓