彼女は清楚なフリをして。
か・・・・可愛い///

ていうか、キレイ。

女のあたしが見とれちゃった。

だって、

背中まである綺麗な金色の髪に

スラっとしたカラダ、

それに、お人形さんみたいに整った顔してるんだもん!

この人がさっき言ってた『篠崎アイラ』?

スゴイ・・・・。


でも、さっきからなんかこっち見てない?

あ、あれっ?

こっちに・・・来るよ?!

篠崎アイラは、あたしの前で立ち止まった。

「その帽子、あなたが拾ってくれたの?」

ぇ・・・。

まぁ、拾ったっちゃあひろったのかな?

「あ・・・はい。」

あたしが返事したとたん、篠崎アイラの目が輝いた。

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