鏡越しの彼

『俺はいつも美姫を見守ってるから。……常に傍にいるよ。会いたい時は鏡を見るといい』


ふっと風を感じた。


鏡に映っていた朔斗が消えた。


「朔斗?…………どこ?」





< 130 / 152 >

この作品をシェア

pagetop