鏡越しの彼

ゆっくり浸かる。


体の芯から温まる。

でも、心の芯はどこかにいってしまったように空っぽで、温まることがない。


ふと、鏡に目を向けた。



なんて、酷い顔。





< 15 / 152 >

この作品をシェア

pagetop