鏡越しの彼
彼の弟

葬儀から、2週間たった。

ここはあたしと朔斗の家。


「ねぇ、美姫さん。大丈夫?俺を頼ってくれていいんだよ?」


なんてことを言ってくるのは、朔斗の弟の奏斗くん。

あたしのことが心配になったらしく、訪ねて来てくれたの。


ちなみに、大学3年生で、あたしとは、5歳も離れている。





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