鏡越しの彼

薫はあたしの親友と言っても過言ではない。


「飽きないヤツ。美姫、気を付けなよ?何されるか分かったもんじゃない」


この前のあんなことを言ってるんだよね?


「うん、気をつける」


薫は安心した顔をして、キツネうどんに手をつける。


あたしもご飯を口に入れる。





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