鏡越しの彼

こんな自分に嫌気がさす。


朔斗……。


顔が浮かんで、助けてくれるんじゃないかって思ってしまう。


「無駄だって。……一緒に帰るだけでいいんです」


独りで帰りたい……。





< 58 / 152 >

この作品をシェア

pagetop