今でも君が大好きで(上)



言うだけ言って亜弥は
教室に入っていった

ゴツン…

黒板消しを投げつけてきたセーラー服のせいで私の制服は黄色く染まった

頭の中で何かが切れた

「すげー餓鬼か?
お前の自己中に振り回されて我慢してやったのにそこで物投げるか?投げたら何か変わったりすんの?」

亜弥は黙りだ
だから私はそのまま続けた

「黙るくらいならはじめからやんなきゃいいじゃん糞豚話しても埒あかねーよ絶交だ絶交さよなら」

黙りっぱなしの亜弥を
置いて教室へ戻った














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