ピンクのタオル2 ~2人の気持ちは永遠に~
「ま、真鈴!」


リビングに向かう途中、真鈴を呼んだ。




「なんで、なんで鉄也選手がここにいるの…?」




そう聞くと真鈴はにこっと笑った。






「私と尚人のサプライズだよ。
胡桃、鉄也選手好きだって言ってるよね?
だから会わせたいなって思ったの。」



「そうだったんだ…
真鈴、ありがとう。
私すごく嬉しいよ。
一番会いたいなって思う人に会えたんだもん。


鉄也選手とこうして会えるなんて
ホント夢みたい。
本当にありがと…」




夢みたいだよ。


だって一番好きな野球選手に会えたんだもん。



会いたいなあって思ってても


会える相手じゃないもん。








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