瑠璃色の見せた奇跡


『今は、とっても上手いよ!下手クソだったんだ〜!』


お母さんの知らない一面を垣間見た様な気がした。






たわいのない会話をしながら、はじめてお父さんと食べたご飯は、いつもより数倍美味しく感じた。


お父さんは、シチューを二杯もおかわりして、メイドさんを驚かせていた。


食事を下げはじめるとクロウが重たそうな本を2冊、私の前に置いた。


食後のコーヒーにフルーツを前に



< 121 / 284 >

この作品をシェア

pagetop