瑠璃色の見せた奇跡


『買い物か…街へ出てみるか?』


『そうですね、百合様もお屋敷に篭っていられるより、気分転換にもなりますね。』


『はい!!行きたい!』

百合も年頃の女の子だから、やっぱり自分の目で見て欲しい服をあれこれ選びたいのだ。


『では、クロウ付き添ってやってくれ。』


『はい、かしこまりました。』


今度は、百合が首を傾げる番だった。



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