瑠璃色の見せた奇跡


『……ドレスは、奇麗だな…。』


シバが言うと、クロウに肘で突かれた。


小声で、女性にそんなことを言っては、いけません!ドレスはは、余計ですよ!


百合は、ドレスに夢中で二人のやり取りは、聞こえていないようで、クロウは、安心した。


『これお値段いくらなのかしら?高いよね?』


百合が残念そうな顔で、ドレスを元の位置へ戻そうとしている。



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