瑠璃色の見せた奇跡
3
−アイザの屋敷では−
『ねぇ、アイザ、僕に一体どうしろって言うの?』
ベッドから起き上がり、ガウンに袖を通す男。
アイザは、一糸纏わぬ状態でベッドからスルリと抜け出ると
『だ・か・ら〜その辺りのゴロツキを集めてね、あの生意気な百合を、ちょ〜っと可愛がっちゃってほしいのよね。』
男の背後から抱きつくように腕を絡めるアイザ。
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