瑠璃色の見せた奇跡


−アイザの屋敷では−


『ねぇ、アイザ、僕に一体どうしろって言うの?』


ベッドから起き上がり、ガウンに袖を通す男。


アイザは、一糸纏わぬ状態でベッドからスルリと抜け出ると


『だ・か・ら〜その辺りのゴロツキを集めてね、あの生意気な百合を、ちょ〜っと可愛がっちゃってほしいのよね。』


男の背後から抱きつくように腕を絡めるアイザ。




< 200 / 284 >

この作品をシェア

pagetop