瑠璃色の見せた奇跡


手を差し出され、とりあえず握手する形になった。


『それじゃあ、あちらに…?』


『えぇ。』


『喜ばれますね、きっと。』


『だと、いいのですが…。』


何やら二人にしかわからない会話を交わしている。


気になる……。


マデリンは、ちょっとだけ待ってねと言うと、いったん家の中に引っ込んだ。



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