瑠璃色の見せた奇跡


……ギギ−−……


ゆっくり扉が開かれた。

クロウが先に入る。


後ろに隠れるようにして後に続く。


『おや、今日は誰を連れてきたんだいクロウ?』

私からは声しか聞こえない。


これがお父さんの声…


クロウがゆっくり左へ体をずらした。





−−!!!−−





お父さんとバッチリ目が合う。



< 90 / 284 >

この作品をシェア

pagetop