ヌードなアタシ
奈緒の目は
ぱあっと、大きく見開かれる。
『かっこいいっ!
そうそう、こまちちゃんって
モデル体型だもん。
なんかそんな感じがする〜
撮った写真ある?
見せて見せて!』
『あはは…だから、
アタシをメインに撮るわけじゃ無いから…
顔写ってないのが殆どだし
写ってても、横顔とか遠くてぼやけてのとか
そんなのだよ』
『ほんとにぃ?』
アタシは、うんうん!と頷く。
『そっかぁ。
でも、いつか芸能界のモデルみたいに
有名になるかもね!
こまちちゃんキレイだもん。』
『あはは、ありがと。
アタシね、叔母さんトコに居るじゃない?
小さいときから、すごくお世話になってんの。
少しでも手助けになればって思って…
だから、将来モデルになりたいとか
そーゆーんじゃないんだ…
あ、でも…実はね
最近は、撮影の仕事とか
おもしろいなって…チョット興味出てきた』