小悪魔×俺様
トラブルは前田さんに任せてあたしは注文取りまーす。





「ご注文は?」

「君カワイイね〜。」

「店で一番カワイイんじゃね?」

「あの…ご注文は?」





これは…絡まれた…。





どうしても注文を言ってくれる気はないみたい。




うざいなぁ…。





「恥ずかしいから…もうやめて?」

「「…は、はい!!」」

「ご注文をどうぞ♪」






やっぱり男はどうしようもない。




目を潤ませて可愛くすれば、なんだって聞いてくれる。





弘夢だけが『あたし』を見てくれた。




超弘夢に会いたくなっちゃったじゃん!!





「店長さっき絡まれてたね。」

「うん。でも大丈夫だったよ♪」

「そりゃあの顔はやべぇっしょ…。」

「あはっ、見てた?」

「小悪魔〜。」





そうなのかな?




弘夢にも言われたことあるけど。











それから、9時まで働いた。




一時間の休憩後、この店はバーになる。





大人なカンジ。






だから、店員さんも大人だらけ。





あたしは気が向いたらで良いって奏汰さんに言われた。




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