小悪魔×俺様
「じゃなかったら親父と香保里呼んで飲ますからな!!」

「はぁ!?」





横暴以外の何物でもない…。




つーか、未成年で芸能人の息子に飲ませようとする親ってどう?




しかもその彼女にまで…。





「仕方ねぇ…。」

「嘘…。弘夢と?あ、夏は?」

「多分引きこもってる。アイツだけ独り身だから。」





ムカつくんだってさ。




彼氏が出来ないのは性格がキツイからだって俺は注意したぞ。






って、それより飯の用意ってするしかねぇの?




ねぇよな…。





「…やるか。」

「仕方ないか。奏汰クンに逆らったら俺潰される。」





やっかいな親父で申し訳ない。




けどまぁ、キミの親父もなかなか厄介ですよ。






結局、仕方なく肉や野菜を切る俺と琉。




我ながら痛い絵だと思う。






「肉終わった。そっちは?」

「あとこれだけ。切っといて。」

「わかった。」





このシチュエーションは咲樹菜とが良かった…。




琉も葉那との方がいいはず…。





早急に切り終えて、ホットプレートも用意した。





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