小悪魔×俺様
「わり、聞いてた?」
「…バッチリ聞いてた!!何謝ってんの〜!」
あたしは弱味なんて見せない。
弱味見せたらつけこまれるでしょ?
でも…入学して1ヶ月でこれはさすがに辛い。
「無理してる笑顔は見てて痛いぞ?」
「…バカじゃないの…こっち見んなよ。」
「チッ…泣き顔くらい見せろよ。」
誰が見せるか!!
でも…ちょっとだけ泣く。
「はぁ〜…よし、もう大丈夫!!」
「やっぱ咲樹菜はおもしろいな。」
そう言って笑った館木弘夢に、不覚にもドキッてした。
なんだろ、これ…。
顔が熱い…!!
「あ、ありがとね、館木弘夢!!」
「なにが?」
「さっき、あの人に言ってた言葉。超意外だったけど!」
「あぁー…職業柄、噂とか好きじゃねえの。」
「館木弘夢って俺様でムカツクけど…。」
「けど、なに?」
あたし、今…頭のなかで『けど、好きかも』って思った…。
え、なに!?
「俺にホレた?」
「ち、違う!!」
好き…なの!?
わかんないぃ〜〜!!
「…バッチリ聞いてた!!何謝ってんの〜!」
あたしは弱味なんて見せない。
弱味見せたらつけこまれるでしょ?
でも…入学して1ヶ月でこれはさすがに辛い。
「無理してる笑顔は見てて痛いぞ?」
「…バカじゃないの…こっち見んなよ。」
「チッ…泣き顔くらい見せろよ。」
誰が見せるか!!
でも…ちょっとだけ泣く。
「はぁ〜…よし、もう大丈夫!!」
「やっぱ咲樹菜はおもしろいな。」
そう言って笑った館木弘夢に、不覚にもドキッてした。
なんだろ、これ…。
顔が熱い…!!
「あ、ありがとね、館木弘夢!!」
「なにが?」
「さっき、あの人に言ってた言葉。超意外だったけど!」
「あぁー…職業柄、噂とか好きじゃねえの。」
「館木弘夢って俺様でムカツクけど…。」
「けど、なに?」
あたし、今…頭のなかで『けど、好きかも』って思った…。
え、なに!?
「俺にホレた?」
「ち、違う!!」
好き…なの!?
わかんないぃ〜〜!!