小悪魔×俺様
「ただいま。」

「おかえりー♪」

「咲樹菜…部屋来い!」





咲樹菜を部屋に連れていってソファーの上に正座させる。





「全く…お前また勢いでケンカ買ったんだろ。」

「驚かそうとしただけだし。」

「はぁ…。」





わかってる。




これが咲樹菜だから仕方ない。





でも心配。





「仕事中に迷惑かけてごめん…。でも…。」

「それはいい。嬉しかったし。そうじゃなくて、心配なだけ。あの女が仲間呼んだらどうすんの。」






こっちは超心配で言ってんだから、嬉しそうに笑うなよ…。





でも…負けた。





かがんで正座してる咲樹菜にキスした。





「心配かけんなよ…。」

「ごめん…。弘夢…」

「なに?」

「好きだよ?」

「…許してやるよ。」





俺の弱点って咲樹菜?




それはヤバイな。






「明日から休みでしょ?ずっと一緒♪」





この小悪魔が弱点…




仕方ないよな?




また咲樹菜に手を伸ばした…



その時。




「弘夢〜咲樹菜チャン〜!!あたしと奏汰、明日からアメリカになっちゃった!!2人で大丈夫!?」



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