小悪魔×俺様
ノックもなく入ってきた楓。




年頃の息子の部屋ですよ?




「大丈夫だよ。」

「いちいち聞かなくても大丈夫だから。行ってこいよ。」

「一応聞かなきゃ。親だからね。」






昔奏汰から聞いた。




楓が俺に毎回聞くのは自分の経験からだって。





「じゃあ明日から家頼んだよ!じゃ、おやすみ〜。」

「「おやすみ。」」






つか、明日から2人とか言われても、そんなに変わらないし。





「寝るか。」

「うん!!」





なんか今日の咲樹菜カワイイし。





咲樹菜を抱きしめて何もせず寝た。












「弘〜もう昼だよ。」

「…あ゙?…昼?」






次起こされた時にはイヴの昼。




…まぢか。





「寒…。」

「お風呂入ってくれば?」

「…そうする。」






風呂に入って頭もスッキリ。





「ねぇ、買い物行こ!ついでにDVDも借りたい。」

「髪乾かしてくれたら行く。」

「いいよ♪」





まぢで?




つか、俺誕生日?





まだ16か…。





咲樹菜は多分、誕生日だって知らないと思う。





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