小悪魔×俺様
冷蔵庫からラッピングされてるパウンドケーキを取り出して、弘夢の膝に置いた。





「ん…冷た…。…バレンタイン?」

「そ。ひぃ君にあげる。」





昨日の夜はあたしも疲れてたんだよね。




バレンタインだし、ケンカはなしだよ。





「咲樹菜…食っていい?」

「どっちを?」

「咲樹菜。」

「ダメに決まってるじゃん、エロ弘夢!!」





今日だって学校ありますから!!





弘夢はケーキをおいしそうに食べてた。




良かったぁ♪






「「行ってきます♪」」




学校につくと、弘夢待ちの女子に加え、靴箱、机、ロッカーなどなど…至るところにチョコ。




やっぱりさ…妬ける!!





「琉くん、はい、義理…。」

「そんな嫌そうに渡す?」

「違うの。今ヤキモチ妬いてるからほっといて。」

「あぁ、弘夢か。」





琉くんは一通りもらい終わったらしい。






「咲樹菜ー!!」

「わっ。」

「癒して〜…。」




後ろから弘夢に抱きつかれてドキドキ!!





まぁ、楽しかったし?




バレンタインっていいもんだね!!
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