小悪魔×俺様
「帰るか。」
「うん!!」
スタジオから出て弘夢と手を繋ぎながら歩く。
「あ、そういえばね、昨日前田奈々に会っちゃった♪」
「前……へぇー…。」
「超可愛かった!!顔小さいよねー!!」
「ははは…。」
なんか、様子おかしい?
…怪しい。
「ひぃ君?挙動不審じゃありません?」
「…そんなことねぇ。」
そんなことあるし。
さらに問いただそうとした瞬間。
「弘…夢?」
後ろから聞き覚えがある可愛らしい声がした。
「奈々…。」
「久しぶりだね。」
なにこれ。
いや、これは絶対…。
元カノだ。
「…久しぶり。元気だったか?」
「あはは、それなりにね。その子…今の彼女?」
「あぁ。」
「そっか。」
これはあたしの勘だけど…。
確信に近い勘。
奈々さんは…まだ弘夢が好きだ。
「あ、昨日ぶつかった子?」
「はい。小柳咲樹菜です。」
「あたしは前田奈々。よろしくね。」
よろしくなんかしたくないよ…。
「うん!!」
スタジオから出て弘夢と手を繋ぎながら歩く。
「あ、そういえばね、昨日前田奈々に会っちゃった♪」
「前……へぇー…。」
「超可愛かった!!顔小さいよねー!!」
「ははは…。」
なんか、様子おかしい?
…怪しい。
「ひぃ君?挙動不審じゃありません?」
「…そんなことねぇ。」
そんなことあるし。
さらに問いただそうとした瞬間。
「弘…夢?」
後ろから聞き覚えがある可愛らしい声がした。
「奈々…。」
「久しぶりだね。」
なにこれ。
いや、これは絶対…。
元カノだ。
「…久しぶり。元気だったか?」
「あはは、それなりにね。その子…今の彼女?」
「あぁ。」
「そっか。」
これはあたしの勘だけど…。
確信に近い勘。
奈々さんは…まだ弘夢が好きだ。
「あ、昨日ぶつかった子?」
「はい。小柳咲樹菜です。」
「あたしは前田奈々。よろしくね。」
よろしくなんかしたくないよ…。