小悪魔×俺様
「飯は?」

「いらない…」

「んじゃ、おとなしくしてろ。」





俺は冷蔵庫から水を出そうと思って立ち上がった。




瞬間、咲樹菜に手を掴まれた。





「咲樹菜?」

「おいてかないで…。」





やべ…。




ドキドキとまんねぇ…。




カワイイんだよ、クソ小悪魔!!





「いかねぇよ。水取りにいくだけ。」

「良かった…。」





たまには風邪もいいかも知れない…。





「おら、薬飲め。」

「薬嫌いだし…。」

「うるせぇな。飲めよ!」

「嫌だって言ってんじゃん!!」





頑固なのは変わらねぇのな…。




つかムカツク。




意地でも飲ませてやるし。





「水で流し込めよ!!」

「嫌ー!!」

「おまっ…俺が変質者みたいだろ!!」






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