小悪魔×俺様
それから1週間。




俺はいまだに監禁されたまま。





部屋にはカレンダーと時計が足された。





飯は用意してくれるし、服も用意がいい。






だけど、俺のストレスは溜まってく一方。





「弘夢〜どう、気持ちは変わった?」

「変わるわけねぇだろ!!はやくここから出せよ!!」

「落ち着いてよ〜。」

「うるせぇな!!ブス!!」






咲樹菜に会いたい…。




奈々もこの部屋もうんざり。




ただ、少しだけ残ってる理性が暴力だけはふるわない。





「はぁ〜…ご飯持ってくるね。」





ため息つきたいのはこっちだ、バカ。





奏汰も楓も洸輔クンも神楽チャンも、最大の力を使って俺を探してると思う。




それでも見つからねぇって…まぢでここどこ?






「どうすんだよ、俺…。」





まぢで光が見えない。





「持ってきたよ〜。」

「…おう。」

「最近食べないね〜。どうしたの?」

「…食う気しねぇよ!!」





俺は筋肉が落ちて、今じゃガリガリ。




人気俳優・館木弘夢の姿が今はこれ。




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