小悪魔×俺様
ファンもガッカリだよな…。





「食べないとダメだよ〜。はい、あーん♪」

「近寄んなよ…。」





奈々の手を振り切って布団に潜り込んだ。





「まったく…。ねぇ、弘夢。そろそろ溜まってんじゃない?相手するよ?」

「お前じゃ萎える。」

「…じゃ、またね。」





そう言って奈々は部屋から出ていった。






このままじゃまぢヤバイ。





だけど、どうしても脱出する方法がない。





奈々につけば一発なんだけど…。





それだけはしたくない。





賢くないし、バカだけど。




俺には咲樹菜との約束は命と同じくらい大事。





嘘でも裏切るなんて出来ない。






「咲樹菜…ごめん。」







俺は疲れたのか、そのまま眠りについた。





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