小悪魔×俺様
なんで?




そんなんわかるに決まってる。





俺がどんだけ咲樹菜を解ってるか…。





「咲樹菜はな、好きな奴といるとき、もっとエロイ顔すんだよ。」

「はぁ?」

「試しに咲樹菜に聞いてみろよ。俺っていつもどんな風なのかって…。」





俺がそう言うと、瀬川は黙って部屋から出ていった。





「ちょっとユウト!!」





奈々はしっかりカギをかけてから瀬川を追った。






不思議と全く咲樹菜を疑ってない。





約束のおかげかも。





約束なんて簡単に破れるけど…





それでも、なぜか疑わない。





咲樹菜はまだ俺を好きでいてくれてるはず。






はやく奈々が俺に飽きることを祈るしかないよな…。





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