小悪魔×俺様
「ちょ…」

「そっか〜!!良かったな、咲樹菜!!」

「つか、兄ちゃんイケメン!!」

「聖人でいいよ。つか、ちょうど良かった!!俺、仕事で家空けなきゃいけなくて。咲樹菜1人じゃ心配だからヒマだったら泊まってかない?」





待て待て待て!!




非常にマズイ…。




ってかお兄ちゃんだって、わかるでしょ!?





「い、忙しいよね館木弘夢!!」

「泊まってやるよ。」

「良かったな咲樹菜!!じゃ、俺いくから!!」





行っちゃった…。




てか、なんなの!?




この状況…。





「…とりあえず、家入って。」

「おう。」





家に入って、お茶を出したらあたしもイスに座る。





「付き合ってるってなに!?」

「そのまんま。」




あたしは館木弘夢が好き。




でもね?




館木弘夢は違うでしょ?





イヤだよ、そんなの…。






「やだ〜…。」





やば、涙が…。




あたしはいつの間にこんなに好きになったんだろ…。




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